アメリカのIT大手アップルが、今年すでに3機種の新型「Mac」を発売したことに加え、年内にさらに4機種の新型モデルを発表する見通しであることが分かりました。AI(人工知能)の普及に伴い、コンピューターの処理能力に対する需要がかつてないほど高まっており、最新の独自チップを搭載することでこうした需要を取り込むねらいがあるものとみられます。
新たに発表されるとみられるのは、以下の4つのモデルです。
【Mac Studio】 プロ向けの高性能デスクトップパソコン「Mac Studio」は、数か月以内に最新の「M5 Max」および「M5 Ultra」チップを搭載した新モデルが発表される見通しです。外観のデザインに変更はないとみられていますが、AIの急速な発展によって高い処理能力が求められていることから、特に「M5 Ultra」を搭載したモデルの動向が注目されています。
【iMac】 ディスプレー一体型のデスクトップパソコン「iMac」についても、「M5」チップを搭載した新モデルが年内に発表されるということです。現在のモデルが発売されてから1年半が経過しており、2年を迎える前に刷新される見込みです。処理能力の向上に加えて、本体のカラーバリエーションが新たに追加される方針です。低価格帯のノートパソコン「MacBook Neo」で採用された新たなカラーが取り入れられる可能性も指摘されています。
【Mac mini】 最も手頃な価格帯のデスクトップパソコンである「Mac mini」も、年内に「M5」および「M5 Pro」チップを搭載して刷新される見通しです。デザインの変更は予定されていないということですが、近年は「OpenClaw」や「Perplexity」などが提供するAIサービスを利用するための端末として新たな需要を獲得しており、処理能力の向上が期待されています。
【MacBook Pro】 アップルは「M5 Pro」および「M5 Max」を搭載した「MacBook Pro」を発売したばかりですが、年内に次世代チップである「M6」を搭載した新モデルも発表する方針です。このモデルではデザインが全面的に刷新されるなど、大幅な機能向上が図られるということです。「MacBook Neo」が新規ユーザーの開拓につながっている一方で、M6搭載の「MacBook Pro」は長年Macを利用してきたユーザーから高い支持を集めることが予想されます。
アップルは、チップの自社開発を進めるとともに幅広いラインナップを展開することで、新規ユーザーから専門的な用途を求めるプロのユーザーまで、多様なニーズに応えていく方針です。
