アメリカのIT大手アップルが今週提供を開始した最新の基本ソフト「iOS 27」に搭載された新たな人工知能「Siri AI」について、アメリカの著名なITジャーナリストが125項目の動作テストを実施し、その性能の高さが明らかになったということです。
スマートフォン「iPhone」に音声アシスタントの「Siri」が搭載されてからおよそ15年が経過しますが、これまで多くの利用者は、リマインダーの設定やタイマーの起動、音楽の再生など、限られた機能のみを使用する傾向がありました。
しかし、今回導入された「iOS 27」に含まれる新たな「Siri AI」は、機能が大幅に向上しているということです。
アメリカのITジャーナリスト、デビッド・ポーグ氏は、自身のウェブサイトで「新しいSiri AIの125のテスト」と題した記事を公開しました。この中で、100を超える具体的な指示をSiriに与え、その結果を詳細に報告しています。
報告された主な成功例は以下の通りです。
・「私が対応しなければならない案件は何ですか」と尋ねると、メールやメッセージ、リマインダーから情報を抽出し、一覧を作成しました。 ・パーティーに遅刻しそうな状況で、「アパートの部屋番号は何番ですか」と尋ねると、日時やパーティーの名前を指定しなくても、文脈を理解して正確な部屋番号を回答しました。 ・「すべてのアラームを削除して」と指示すると、登録されているすべてのアラームを一括で削除する確認画面を提示しました。
ポーグ氏によりますと、実施した125のテストのほぼすべてでSiriは適切な対応を示したということです。送金アプリの操作など一部で失敗した事例もありましたが、これらについても、今後各アプリの提供元が最新の基本ソフトに対応することで改善される見通しだとしています。
アップルとしては、人工知能の技術を自社の端末に深く統合することで、利用者の利便性を高め、市場における競争力をさらに強化する方針です。
