アメリカのIT大手アップルが展開するタブレット端末「iPad Air」について、来年春にも有機ELディスプレイを搭載した新モデルが発売される見通しであることがわかりました。サプライチェーンの関係者らが生産計画を決定したと明らかにしました。
これまでアップルは、製品のディスプレイを従来の液晶から有機ELへと順次移行する戦略を進めています。「iPad Air」への有機EL搭載については、2027年以降になるとの予測もありましたが、今回の報道により、計画が前倒しされて進んでいることがうかがえます。
韓国メディアの報道によりますと、韓国のサムスンディスプレイが今年末から来年1月ごろにかけて、「iPad Air」向けの有機ELパネルの量産を開始する計画だということです。これに伴い、新モデルは来年3月から5月ごろに発売されると予想されています。
一方、アメリカのメディア関係者によりますと、これに先立って「iPad mini」の新たなモデルが今年中に発表される可能性が高いということです。このモデルでは、新たな防水設計が採用される方針だとされています。
また、専門メディアの分析によりますと、新たに有機ELが搭載される「iPad Air」は、上位モデルである「iPad Pro」に近づく性能を持つものの、パネルの仕様は抑えられる見込みです。滑らかな画面表示を実現する機能などは、引き続き最上位モデルに限定される方針だということです。アップルとしては、各モデル間の差別化を明確にしながら、ディスプレイ技術の移行を進めるねらいがあるとみられます。
