アメリカのIT大手アップルが、今後数か月の間に発表するとみられるタブレット端末「iPad」の普及価格帯のモデルについて、新たな製品名を採用する可能性があることがわかりました。同社の幹部がメディアのインタビューで明らかにした製品の命名に関する方針から、専門家の間で予測が広がっているということです。
アップルはこれまで、普及価格帯のiPadについて、第10世代までは世代番号を付け、その後は搭載する半導体チップの名称を添えるなどして対応してきました。しかし、消費者にとって製品の位置づけが分かりにくいという課題が指摘されていました。
こうした中、アメリカのIT専門メディアのインタビューに応じたアップルの幹部は、新たに発表したノートパソコン「MacBook Neo(マックブック・ネオ)」の命名の背景について説明しました。幹部は「単に『MacBook』という名称にすると、製品の独自性が失われてしまう」と述べました。その上で、「Air」や「Pro」といった既存のモデルと調和しつつ、新しさや再発明を意味する「Neo」という言葉を採用したとしています。
この発言から、アップルは普及価格帯の製品について、曖昧な命名規則を見直す方針だとみられています。スマートフォン「iPhone」の普及モデルである「SE」シリーズについても、今後は「16e」などの名称に変更されるという見方が出ています。
このため、次期モデルのiPadについても、「iPad Neo」という名称が採用される可能性があるということです。一方で、次期iPadは2022年に導入されたデザインを踏襲し、外観の大きな変更はないとみられています。このため、製品が大幅に刷新されるまでは、現在の命名規則が維持される可能性もあると指摘されています。
