アメリカのIT大手アップルが開発を進めているスマートフォン向けの次期基本ソフト「iOS 27」について、独自のAI機能やウォレットアプリの刷新など、新たに4つの機能が追加される見通しであることが明らかになりました。アメリカのIT専門メディアなどが報じたということです。
報道によりますと、これらの新機能はアップルのシステムの内部コードから発見され、IT専門メディアによって確認されたということです。毎年6月に開催される開発者向け会議に向けて、新機能の詳細が徐々に判明しています。
まず、視覚的なAI機能において、2つの新機能が開発されているとされています。1つ目は、食品の栄養成分表示をカメラで読み取り、成分の詳細を把握する機能です。この機能は、食事の記録を目的として、アップルの「ヘルスケア」アプリと連携する方針だと伝えられています。
2つ目は、名刺などをカメラで読み取ることで、氏名や電話番号、住所などの情報を「連絡先」アプリに自動で追加する機能です。これは、チラシを読み取ってカレンダーに予定を追加する既存の機能と同様の仕組みになるということです。
また、インターネット閲覧ソフトの「Safari」では、開いている複数のタブの内容をAIが分析し、タブのグループ名を自動的につける機能が追加されるとみられています。
さらに、電子決済などを管理する「ウォレット」アプリでは、物理的なカードをデジタルデータに変換する機能が導入される見通しです。スポーツジムの会員証やイベントのチケット、ポイントカードなどのバーコードを読み取ることで、アプリ内にデジタル版として保存できるようになるということです。
こうした物理カードのデジタル化は、競合するアメリカのグーグルが2024年8月に自社のアプリで同様の機能を導入しています。アップルとしても、AI技術の統合や自社エコシステムの利便性向上に向けて、機能の拡充を急ぐ方針だとみられています。