米アップルは、今月リリースが予定されているiPhoneやiPad向けの最新基本ソフト「iOS 27」において、画面上部からスワイプして通知センターを呼び出す操作方法を大幅に変更すると発表しました。新たなAI機能である「Siri AI」の利用を優先するための措置だということです。
通知センターは、2011年に提供が始まった「iOS 5」以降、画面の上部中央から下に向かってスワイプすることで呼び出す仕組みとなっており、ユーザーにとって長年親しまれてきた操作方法でした。
しかし、現在公開されている「iOS 27」のベータ版(試作版)によりますと、「Siri AI」の機能を有効にした場合、画面の上部中央からスワイプする操作は、通知センターではなく「Siri AI」を呼び出す機能に置き換わるということです。
通知センターを引き続き利用する場合は、画面の左上から下に向かってスワイプする必要があり、通知の表示も左上から現れるような動きに変更されています。
アップルは今回のOSアップデートにおいて、「Siri AI」へのアクセスを最優先する戦略をとっており、画面上部の大部分をこの新しいAI機能の呼び出しに割り当てる方針です。
通知センターの操作方法に関する大規模な変更は、コントロールセンターの呼び出しが画面右上からのスワイプに変更された「iPhone X」の登場時以来となります。
15年間にわたって定着してきた操作方法が変更されるため、ユーザーが新しい操作に慣れるまでには一定の時間がかかるとみられています。一方で、新しくなった「Siri AI」に対する初期の評価は非常に高く、機能の大幅な向上が期待されています。
なお、現時点では画面上部中央からのスワイプ操作を無効にする設定は用意されておらず、ユーザーは新しい操作方法に適応する必要があるということです。
「iOS 27」は現在ベータ版として提供されており、正式版は今月中に一般向けに公開される予定だということです。
