アメリカのIT大手アップルは、スマートフォン向けの決済サービス「Apple Pay」について、利用者の利便性を向上させるための4つの新機能などを追加すると発表しました。
アップルによりますと、今年の秋に一般向けに提供される予定の新しい基本ソフト「iOS 27」では、決済画面のデザインが刷新されるということです。これにより、インターネット通販やアプリ内での決済時に、複数のクレジットカードを簡単に切り替えることができるようになります。また、ポイントの還元率や残高などの情報も確認しやすくなるとしています。
さらに、アメリカン・エキスプレスとの提携により、決済時に同社のポイントを利用できる機能が追加されます。1万ポイントを70ドル(約1万850円)として支払いに充てることが可能になるということです。
実店舗での買い物向けには、「Tap to Share」と呼ばれる新機能が今秋に導入される予定です。この機能により、利用者は店舗側の端末にスマートフォンをかざすだけで、連絡先や配送先、ポイント情報などを安全に共有できるようになります。また、購入予定の商品のリストをリアルタイムで確認し、割引が正しく適用されているかをチェックした上で決済を完了できるとしています。
このほか、年内には「Apple Pay」の画面上から直接、対応するデビットカードに資金をチャージできる機能も追加される方針です。
一方、アメリカの小売り大手ウォルマートも、自社の店舗や系列の「サムズ・クラブ」で「Apple Pay」の導入を開始したと発表しました。現在、一部の店舗で先行して導入されており、年内にはアメリカ国内の全店舗で利用可能になるということです。
キャッシュレス決済の利用が広がる中、アップルとしては機能の拡充を通じて利便性を高め、さらなる顧客の獲得につなげるねらいがあるものとみられます。
