科学的なデータ検証を行うYouTubeチャンネル「The Quantified Scientist」は、アップルの最新スマートウォッチ「Apple Watch Series 12」に搭載された新しい心拍数センサーの精度について、専門機器と比較した検証結果を発表しました。
アップルは「Apple Watch Series 12」の心拍センサーを全面的に刷新しており、ユーザーが運動していない時でも5秒ごとに心拍数を測定する仕様に変更したとしています。同社は健康管理機能の向上を戦略の柱に据えており、日常の活動やストレスが心拍数に与える影響をより詳細に把握できるようにする狙いがあるということです。
同チャンネルのロブ・テル・ホルスト氏は、室内サイクリング、ランニング、ウエイトリフティングの際に、「Apple Watch Series 12」とポラール社の胸部ベルト型心電図モニターの数値を比較しました。
検証の結果、新しい心拍センサーは全体として高い精度を示したということです。特に室内サイクリングでは、専門機器のデータとほぼ一致しました。
ランニング中の測定でも高い相関関係を示しましたが、心拍数が高い状態ではわずかな誤差が見られたとしています。
また、手首で測定する機器にとって最も精度を出しにくいとされるウエイトリフティングでは、他の運動より数値が下がったものの、過去に検証した機器の8割以上を上回る高い精度だったということです。
前モデルの「Series 11」との比較では、全体的な精度は概ね同等でした。ランニングにおいては前モデルの方がわずかに良い結果を示しており、アップルが新しいセンサーのデータ処理方法を現在も調整している可能性があると指摘しています。
歩数計の検証では、手動で約5000歩を数えて比較した結果、ほぼ正確な数値が記録されたということです。
