アメリカのソフトウェア大手アドビは、開発中の実験的なカメラアプリ「Project Indigo」の最新のアップデートを実施し、一部のiPadや新型の「iPhone 17e」を対応端末に追加したと発表しました。
このアプリは、昨年6月に発表されたものです。独自の画像処理技術とAI=人工知能を活用することで、デジタル一眼レフカメラで撮影したような自然な仕上がりを実現するとしています。被写体や空の色合いを自然に調整する機能が含まれており、JPEG画像を作成する際に適用されるということです。また、RAWデータには画像処理の提案として情報が記録されますが、元の画素データ自体は変更されず、そのまま維持される仕組みとなっています。
同社はこれまで、利用者の意見をもとに機能の改善や対応端末の拡大を進めてきました。昨年10月には、「iPhone 17」シリーズへの対応が遅れる問題が発生していましたが、アップルが基本ソフト「iOS 26.1」の提供を開始したことで、一部の問題が解決したということです。
今回のアップデートでは、複数の新しい機能が追加されたほか、新たに「iPhone 17e」での利用が可能になりました。さらに、記憶媒体であるRAMの容量が6ギガバイト以上のiPadにも対応しました。対象となるのは、2020年以降に発売された「iPad Pro」や、M1チップ以降を搭載した「iPad Air」、最新の「iPad mini」、および第11世代の「iPad」などです。
アドビは、今回のiPadへの対応について、現時点では「初期段階のサポート」にとどまるとしています。アプリはまだiPad向けに完全に最適化されていないということで、同社は今後さらに調整を進めていく方針です。
