アマゾンは、新しいAI搭載の会話型アシスタント「Alexa+」を英国に導入すると発表しました。英国は北米以外で初めてこのAIアシスタントが導入される国です。
現在、アマゾンは英国のユーザーに対して、早期アクセスプログラムを通じて無料でAlexa+を試用できる機会を提供しています。新しいAmazon Echoを購入したユーザーには、この早期アクセスプログラムへの招待が送られるということです。アマゾンは、今後数週間で「数十万人」の顧客にAlexa+を利用可能にする計画です。
早期アクセスプログラムが終了した後、プライム会員は無料でAlexa+を利用できるようになりますが、非会員は月額19.99ポンド(約3,300円)を支払う必要があります。早期アクセスプログラムの終了時期については、まだ具体的な発表はありません。
Alexa+は、Amazonの新しいEchoデバイス、Fire TV、Alexaアプリで利用でき、異なるデバイス間で会話の文脈を引き継ぐことが可能です。アマゾンは、ブラウザへのAlexa+対応も計画しているということです。
アマゾンは、Alexa+を英国の顧客向けにカスタマイズし、現地の文脈や一般的なフレーズを理解できるようにしたとしています。
「英国ケンブリッジにあるアマゾンの技術拠点のエンジニア、言語学者、音声科学者を含む現地チームが、強化学習、アクセントに中立な音声表現、地域埋め込みなどの技術を用いて、Alexa+が英国の顧客を本当に理解できるようにしました」と、アマゾンはブログ投稿で述べています。
アマゾンは、ユーザーがOpenTable、JustEat、Treatwellなどのサービスから提案を求めることができるほか、The Independent、The Guardian、Press Association、Future Publishingなどのニュースを入手できるとしています。
アマゾンは2025年2月にAlexa+を発表しましたが、その展開は徐々に進んでいます。6月までに、アメリカ国内で100万人以上の人々に新しいアシスタントを利用可能にしました。先月、ついにすべてのアメリカ国内のユーザーがAlexa+を利用できるようになりました。カナダとメキシコでも早期アクセスプログラムを開始したということです。
先月、アマゾンはAlexa+に新しい「パーソナリティ」オプションを導入し、ユーザーが応答のトーンをカスタマイズできるようにしました。今月初めには、大人向けの「Sassy」モードを展開しましたが、NSFWコンテンツには対応しないとしています。
