アマゾンは、次世代インテリジェントアシスタント「Alexa+」をiOSおよびAndroid版のAmazon Musicアプリに導入したと発表しました。これにより、音楽ストリーミングにおけるインタラクティブAIの理解が深まることが期待されています。
「Alexa+」は、より会話的で、賢く、個人に合わせたアシスタントであり、ユーザーを楽しませ、学びを助け、組織化をサポートするということです。また、複雑なトピックを要約し、あらゆることについて会話できる能力を持っています。さらに、家庭の管理や保護、予約の手配、新しいアーティストの発見と楽しみ方のサポートも行うとしています。
「Alexa+」は、最新のEchoデバイスでのスマートスピーカーサポートを必要としますが、Amazon Musicアプリ内でもベータ版として利用可能になったということです。
本日から、「Alexa+」はiOSおよびAndroid版のAmazon Musicアプリで展開され、Alexa+ Early Accessの対象となるすべての顧客が利用できるようになります。今後の利用可能性に関する更新情報も注目されています。
アマゾンによれば、Alexa+の統合により、音楽ストリーミングにおけるインタラクティブAIの理解が深まり、ジャンルの深掘り、アーティストの影響やディスコグラフィーの発見、サンプルの起源の追跡、曲の内容についての質問などが可能になるとしています。
「Alexa+」は、音楽について知識のある友人と話すような自然な対話を実現します。例えば「エレクトロニック音楽が聴きたい、何かおすすめの曲は?」といったリクエストから始まり、「最初に紹介したアーティストについてもっと教えてくれる?」といった会話を通じて、時代、地域、ムード、楽器などをテーマにした音楽の旅を深めることができます。
アマゾンは、利用者が「Alexa+」を使って音楽を探索する頻度が、従来の「Alexa」と比べて3倍に増加し、音楽の推薦を求めた利用者は約70%多くの音楽を聴くようになったとしています。
「Alexa+」を利用するには、Alexa+ Early Accessプログラムに参加する必要があります。ベータプログラムのメンバーでない場合は、こちらから参加できます。ベータ終了後は、月額19.99ドル(約3,100円)となりますが、Amazon Primeメンバーは無料で利用できる方針です。
