アマゾンが新たなスマートフォンの開発に着手していると、ロイター通信が匿名の情報源を引用して報じました。これは、約11年前に失敗に終わった「Fire Phone」に続く試みです。新しいスマートフォンは「トランスフォーマー」というコードネームで開発されているということです。
このデバイスはアマゾンのデバイス&サービス部門によって開発されており、アマゾンショッピングやプライムビデオ、プライムミュージックなどのアプリをより使いやすくするための個別化された機能を備えるとしています。
また、このスマートフォンはアマゾンが大規模な投資を行っているスマートホームアシスタント「アレクサ」をサポートし、AI機能を強化する方針です。アマゾンのAI製品の利用を促進するための重要な要素として、内部で位置づけられているということです。
スマートフォンの開発は、デバイス部門内の比較的新しいユニット「ZeroOne」が担当しており、元マイクロソフトの幹部でXboxの開発に関わったJ・アラード氏が率いていると報じられています。
このニュースは、アマゾンがAI分野に全力を注いでいる中での発表です。最近ではOpenAIに500億ドル(約7兆7500億円)の投資を行い、2026年までにAI、チップ、ロボティクスに向けた2,000億ドル(約31兆円)の資本支出を見込んでいるということです。
アマゾンは、1年以上をかけてアレクサアシスタントを生成AI機能で刷新し、今年2月に「アレクサ+」として発表しました。このアシスタントはスマートホーム機能を維持しつつ、旅行の計画や共有カレンダーの更新、レシピの保存、映画の推薦、宿題の手伝い、トピックの探索など、他のAIチャットボットと同様の機能を提供できるようになりました。
なお、アマゾンはこの件に関してコメントを控えています。
