アメリカのIT大手アマゾンが、過去に販売した動画配信端末のソフトウェアの更新を終了し、端末が使用できなくなったとして、アメリカ国内で集団訴訟を起こされたことが明らかになりました。
アメリカのメディアの報道によりますと、訴訟の対象となっているのは、アマゾンが2014年と2016年に発売した初代および第2世代の動画配信端末「Fire TV Stick」です。アマゾンはこれらの端末に対するソフトウェアのサポートを、それぞれ2022年と2023年に終了しています。
訴状によりますと、利用者は「ソフトウェアの更新が途絶えたことでリモコンが機能しなくなり、端末自体もほぼ操作できなくなったため、新たな端末の購入を余儀なくされた」と主張しているということです。また、アマゾンが過去の端末について、ソフトウェアの更新期間を明確にしていなかった点も問題視されています。
こうした中、アマゾンは最新の端末に対する新たな方針を明らかにしました。最新モデルについては、端末の販売終了から「最低4年間」はソフトウェアの更新を保証する方針です。現在、同社のウェブサイトには、現行のすべての端末に関する更新の保証期間が明記されているということです。
なお、同じ時期に発売されたアメリカ・グーグルの動画配信端末「クロームキャスト」の初代モデルは、発売から10年後の2023年までサポートが継続されました。また、第2世代のモデルは発売から11年が経過した現在もサポートの対象となっているということです。
