アマゾンは10月3日、米国の農村部においてプライムの即日および翌日配送サービスを拡大すると発表しました。この拡大により、アイオワ州アズベリーやオハイオ州フォートセネカ、デラウェア州ルイス、テキサス州ノースパドレアイランド、メリーランド州シャープタウンなど、4000以上の小都市や町で数百万人の顧客がサービスを受けられるようになるということです。
このため、アマゾンは2026年までに配送ネットワークの規模を3倍にするため、約6200億円（40億ドル）以上を投資する方針です。農村部の顧客からの配送スピードに対する需要が増加していることを認識し、これに応える形です。
さらに、即日および翌日配送の投資を増やすことで、農村部のコミュニティにおいて新たな雇用を創出することを目指しています。配送ステーションでは約170のポジションが見込まれ、運転業務の機会も増えるとしています。
アマゾンはまた、米国で即日または翌日に配送された商品の数が前年同期比で30%以上増加したと報告しました。2024年には、より速い配送サービスを利用して90億以上のアイテムを配送したということです。
この発表は、アマゾンが7月8日から11日までの96時間にわたるプライムデーイベントの準備を進める中で行われました。