アメリカのAI開発企業、アンスロピック(Anthropic)は、自社の対話型AI「クロード(Claude)」について、これまで提供していた作業用機能「Claude Cowork」を通常のチャット機能に統合すると発表しました。
この変更により、クロードの動作モードはこれまでの3つから、「Claude Chat」と「Claude Code」の2つに集約されるということです。
アンスロピックによりますと、統合された新しい機能は、今後数週間かけて有料の「Pro」および「Max」プランの利用者を対象に順次提供されるとしています。簡単な質問から本格的な文書作成まで、1つのチャット画面で対応できるようになり、パソコンを閉じた後もAIが作業を継続するということです。
また、今回の統合に合わせて、新たに「Claude Docs」と「Claude Slides」の機能が追加されました。さらに、デザイン機能である「Claude Design」も通常のチャット画面内で利用できるようになるとしています。
機能統合の背景について、同社は「これまでは大規模な作業と視覚的な作業で機能を分けていましたが、利用者から使い分けが難しいという声が寄せられていました」と説明しています。今後はAIがタスクの性質を自動的に判断し、利用者が機能を選択しなくても最適なツールを提供できる方針です。
新しい機能は、ウェブ版やデスクトップ版、モバイル版のアプリで自動的に適用され、利用者が個別に設定を変更する必要はないということです。「Team」や無料プランの利用者にも今後順次提供される予定で、企業向けの「Enterprise」プランについては、変更の30日以上前に管理者に通知されるとしています。
