アメリカのAI開発企業、アンスロピックは、自社のAIアシスタント「Claude(クロード)」において、チャット機能と作業ツール「Cowork(コワーク)」の記憶機能を統合する新たなアップデートを実施したと発表しました。
今回のアップデートにより、これら2つのシステム間でユーザーの記憶が共有されることになります。同社によりますと、「Cowork」がクラウド上でタスクを実行する際、チャットで学習したユーザーのプロジェクト内容や設定などの情報を活用できるようになるということです。これにより、ユーザーが同じ指示を何度も繰り返す手間が省け、前回の作業の続きからスムーズに再開できるとしています。
また、プライバシーへの配慮として、健康状態や個人の信条といった機密性の高い話題については、初期設定では記憶されない仕組みになっています。ただし、ユーザーが何度も説明する手間を省きたい場合は、設定画面から手動で記憶機能を有効にできる方針です。
この統合された記憶機能は、無料プランのほか、「Pro」や「Max」などの有料プランでも利用可能だということです。ウェブ版やデスクトップ版に加え、スマートフォン向けのアプリでも提供されます。同社は、モバイル端末で最新の機能を利用するためには、アプリを最新バージョンにアップデートするよう呼びかけています。
