アメリカのAI開発企業「Anthropic(アンソロピック)」は、自社の生成AI「Claude(クロード)」を、画像編集や3D制作などのクリエイティブツールと連携させるための9つの新しい拡張機能の提供を開始したと発表しました。
同社によりますと、今回提供が開始されたのは、Adobe(アドビ)やAutodesk(オートデスク)、Blender(ブレンダー)、Ableton(エイブルトン)などの主要なソフトウェアと連携する機能です。これにより、クリエイターは日常的に使用するソフトウェア上で、AIを活用して作業を効率化することが可能になるとしています。
特に、3D制作ソフトの「Blender」との連携では、3Dアーティストがシーン全体の分析や修正を行ったり、複数のオブジェクトに変更を加えるための専用プログラムを作成したりすることができるということです。さらに、Anthropicは無償のオープンソースソフトウェアであるBlenderの開発基金に資金提供を行い、支援を強化する方針を明らかにしました。
Anthropicは、クリエイターの作業領域を拡大し、AIの活用を促進する戦略を推進しています。今回の連携には共通の接続規格が採用されており、将来的には他のAIモデルも同様にBlenderなどのツールと接続できるようになるということです。
同社は最近、高度なソフトウェア開発向けの最新AIモデル「Claude Opus 4.7」を発表したほか、音楽配信サービスの「Spotify」などと連携する機能も追加しており、さまざまな分野でのAIの普及に向けた取り組みを加速させています。
