米国のAI(人工知能)開発企業であるアンソロピックは今週、自社の生成AI「クロード(Claude)」について、音楽配信のスポティファイ(Spotify)や配車・配達サービスのウーバー(Uber)など、多数の外部サービスとの連携機能を追加したと発表しました。
グーグルのAI「ジェミニ(Gemini)」の拡張機能と同様に、クロードも外部サービスと接続することで、利用者の多様なニーズに対応できるようになります。同社はAIの利便性を高め、エコシステムを拡大する戦略の一環として、今回、幅広い分野のサービスを新たに追加したということです。
追加された機能のうち、ウーバーイーツ(Uber Eats)やインスタカート(Instacart)、飲食店予約サービスのレジー(Resy)などとの連携では、食事の配達やレストランの予約をAIを通じてスムーズに行うことができるとしています。
また、財務や税務の分野でもサポート機能が提供されます。税務申告ソフト「ターボタックス(TurboTax)」との連携では、リアルタイムでの税額見積もりや還付金の予測が可能になるということです。開発元のインテュイット(Intuit)社は、「専門家の知見に基づいたAI」であると強調しています。なお、AIが税務申告を完全に代行するわけではなく、手続きの初期段階を支援する役割にとどまるということです。
さらに、スポティファイとの連携も強化されています。AIが利用者の好みに合わせて音楽やポッドキャストを提案するほか、「スポティファイ・コネクト(Spotify Connect)」機能を通じて、異なる端末やスピーカー間で音楽の再生を制御することも可能になるとしています。
これらの新機能はすでに利用可能となっており、アンソロピックは今後も連携するサービスを順次拡大していく方針です。
