アメリカのAI開発企業「アンソロピック」は、ソフトウェア開発者向けの支援ツール「Claude Code(クロード・コード)」を刷新し、端末がオフラインの状態でも自動でタスクを実行できる新機能「ルーティン」を追加したと発表しました。
「Claude Code」は、Mac向けの「Claude」アプリに組み込まれている開発者向けの機能です。
アンソロピックによりますと、新たに追加された「ルーティン」機能は、スケジュールを設定してタスクを自動で繰り返し実行できるというものです。処理は同社のサーバー上で実行されるため、利用者のMacがインターネットに接続されていなくても動作するとしています。
これまで開発者は、システムの自動化にあたって独自のインフラや追加のツールを自ら管理する必要がありました。今回の新機能では、コードの保管場所であるリポジトリなどに直接アクセスし、スケジュールや特定の条件に合わせて自動化の仕組みを簡単に構築できるということです。
用途としては、定期的なタスクの実行やAPIを活用した作業、ソフトウェア開発プラットフォーム「GitHub」と連携した処理などが想定されています。この機能は現在「リサーチプレビュー」として提供されており、有料プランの利用者を対象に、プランに応じた制限の範囲内で利用できるということです。
さらに、アプリの画面設計も大幅に刷新されました。1つの画面内で複数の作業を並行して進められるようになったほか、ファイルの編集機能や、HTMLおよびPDFのプレビュー機能などが追加され、利用者の好みに合わせて画面の配置を自由に変更できるとしています。
アンソロピックは、先月も自動でタスクを処理する「オートモード」を追加したほか、企業向けの機能も拡充しており、開発者の業務効率化を支援する技術開発をさらに進める方針です。
