IT大手グーグルは、スマートフォン向けのOS「アンドロイド(Android)」で提供している対話型AI「Gemini(ジェミニ)」について、別のアプリを操作しながらでも利用しやすくなる新たな機能の提供を開始したと発表しました。
新たに追加されたのは、Geminiの画面を最小化して、画面上に小さなアイコン(バブル)として表示させる機能です。利用者が質問を入力した直後や、AIからの回答が表示されたあとに「最小化」ボタンを押すことで、画面の隅にアイコンとして配置されるということです。
グーグルは、この機能について「別の作業をしている間でもGeminiを継続して利用できる」と説明しています。質問に対する回答を待つ間に別のアプリを操作するなど、スマートフォンの利便性を高めるねらいがあるとしています。アイコンをタップすることで再びGeminiの画面が開き、ドラッグ操作で移動や非表示にすることも可能だということです。
一方で、アイコンを配置できる場所は画面上の6か所に固定されており、自由な位置に置くことはできない仕様となっています。また、最小化するたびにアイコンが右下にリセットされる不具合も確認されているということです。
この機能は、現在アンドロイド端末向けに順次配信されています。また、次期OSである「Android 17」のシステム機能と組み合わせることで、さらに高度な利用が可能になる見通しだということです。