インディーアプリ紹介のシリーズでは、最新のインディーアプリを紹介しています。開発者の方でアプリを紹介してほしい場合は、ぜひご連絡ください。
iPhoneで軽量でプライベート、ミニマルかつカスタマイズ可能なウェブブラウジング体験を求める方に、「Quiche」は最適な選択かもしれません。Safariよりもパワーユーザー向けに特化したユニークな機能を提供しているということです。
「Quiche」は、ユーザーのニーズに応じたカスタマイズが可能です。まず、ツールバーを変更できる点が特長です。十数種類のツールバーオプションがあり、ユーザーの好みに合わせてボタンの配置を変更することができます。例えば、左利きの方は重要なボタンをツールバーの左側に配置することが可能です。また、クラシックUIとLiquid Glassの切り替えも可能です。
タブ管理機能も充実しています。タブを開いた順にグリッドで表示するだけでなく、リストビューに変更することができます。新しい順やページの長さでの並び替えも可能です。コンパクトなページプレビューオプションもあり、より多くのサイトを一つのグリッドで表示することができます。
最も重要なのは、「Quiche」はプライバシーを重視している点です。ユーザーからの分析情報を収集せず、アカウントの作成も不要です。
「Quiche」はiOS 16.4以降のiPhoneで無料で利用可能です。iPadのサポートは現在ベータ版です。
開発者を支援したい場合や、全てのウェブサイトでのダークモードや限定アプリアイコンなどの追加機能を利用したい場合は、「Quiche Plus」というサブスクリプションがあります。月額299円(約460円)または年額2690円(約4160円)で提供されており、独立したプライベートブラウザとしての「Quiche」の将来を支えるために使用される方針です。基本的な機能は無料で利用可能です。
