ウェイズは、音声で道路障害を報告する「会話型報告」機能を導入したと発表しました。この機能は、AIを活用して自然な言葉での報告を可能にし、道路上の障害物や工事、速度取締りなどを報告できるということです。
ウェイズは昨年10月、この「会話型報告」機能を発表し、音声を通じて道路障害を報告する方法として導入する方針を示していました。具体的には、走行中に突然の渋滞を発見した際、報告ボタンをタップし、友人と話すように自然に「前方に車が詰まっているようです」と話しかけると、ウェイズがその内容を理解し、リアルタイムで地図に報告を追加するという仕組みです。
これまでのシステムはGoogleアシスタントを通じて行われていたため、より簡単な音声コマンドでの報告が可能になったことは歓迎されているということです。この新しいシステムは、過去1年間限定的なベータ版でのみ利用可能でしたが、ついに広く展開されることになりました。
先週から、ウェイズは「会話型報告」機能をユーザーに向けて展開しており、ユーザーは音声で道路障害を説明することができ、ウェイズはAIを使って適切な報告オプションを選択します。追加のボタン操作は不要です。
ただし、一部のユーザーからは、この機能の到来を知らせるポップアップが頻繁に表示されるという声もあります。さらに、機能使用後にメディア再生が停止し、再開しないという不具合も報告されています。これらの問題は今後改善されることが期待されています。
「会話型報告」機能を試してみましたか?