アメリカの小売大手ウォルマートが展開する新たなストリーミング端末が、一部の店舗で販売されていることが明らかになりました。この端末は、グーグルの「Chromecast」に代わる製品として注目を集めています。
インターネット上の掲示板に投稿された情報によりますと、アメリカ国内のウォルマートの店舗で「Onn 4K Streaming Device」という新製品が発見されたということです。販売価格は30ドル(約4,650円)とされています。投稿者によりますと、ほかの製品に紛れて陳列されていたため、誤って先行して店頭に出された可能性が高いとしています。
この新しい端末は、テレビのHDMI端子に直接接続するスティック型を採用しています。パッケージの記載から、4K画質の映像再生に対応するほか、2ギガバイトのメモリーと8ギガバイトの記憶容量を備え、従来モデルから処理能力が向上していることが確認されました。また、グーグルのAI技術である「Gemini」を搭載した「Google TV」に対応しているということです。箱には、音声操作対応のリモコンや電源アダプターなども同梱されています。
ウォルマートは現在、フルHD対応のモデルを20ドル(約3,100円)、4K対応モデルを25ドル(約3,900円)、上位モデルを40ドル(約6,200円)で展開するなど、低価格帯のストリーミング端末市場で独自の戦略を進めています。今回の新製品は、従来モデルの性能を向上させつつ、30ドル(約4,650円)という競争力のある価格帯を埋める狙いがあるとみられます。同社は今後、さらに高性能な「Pro」モデルの投入も予定している方針です。
ウォルマートはこれまで、新製品を正式発表の前に一部店舗で先行して陳列する傾向があります。過去の事例を踏まえると、今回の新製品も今後数週間から1か月の間に正式に発売される見通しだということです。
