家庭用ロボットメーカーのエコバックス(Ecovacs)は、窓拭きロボットの最新モデル「Winbot W3 Omni」を発表しました。高所の窓掃除の負担を大幅に軽減する画期的な製品として、注目を集めているということです。
これまで窓拭きロボットは、床用のロボット掃除機ほど普及していませんでした。しかし同社は、家庭内清掃の完全自動化を目指す方針を掲げており、本製品を通じて、脚立が必要なほど高い窓がある家庭での省力化を推進するとしています。
本製品は、窓ガラスに吸着し、端から端まで自動で清掃する仕組みです。最大の特徴は、持ち運び可能な電源兼ドッキングステーションを備えている点です。これにより、壁のコンセントに直接接続する必要がなく、安全ロープと電源ケーブルが一体化したコードは、使用後に自動で巻き取られるということです。
また、ステーションにはモップパッドの自動洗浄機能が搭載されています。清掃の前後にパッドをステーションにセットすることで、自動的に洗浄が行われます。内蔵バッテリーは1回の充電で約120分の清掃が可能であり、一般的な家庭での使用頻度であれば、月に1回程度の充電で十分だということです。
清掃性能については、「True Edge」と呼ばれる新しい回転パッドを採用しており、汚れが溜まりやすい窓の端までしっかりと磨き上げるとされています。さらに、専用のスマートフォンアプリを使用することで、屋外のガラスに付着した花粉などの頑固な汚れに対応する「徹底清掃モード」も利用できるということです。
一方で、清掃終了時にパッドの跡が窓にわずかに残る場合があり、最後に手作業で軽く拭き取る必要がある点が課題として指摘されています。
製品の価格は750ドル(約11万6000円)、一部の販売価格では699ドル(約10万8000円)に設定されています。一般的なサイズの窓のみを持つ家庭にとっては高価な投資となりますが、大きな窓や高所のガラス設備を持つ家庭にとっては、労力と時間を節約する有効な選択肢になるとしています。
