エヌビディアのCEO、ジェンセン・フアン氏は、カリフォルニア州サンノゼで開催された同社の年次GTCカンファレンスの基調講演で、多くの技術的な数値を発表しました。その中で、投資家が注目したであろう一つの財務的な数値がありました。それは、エヌビディアのブラックウェルとベラ・ルービンのチップに対する受注が1兆ドル(約155兆円)に達するという予測です。これは、AI事業の急成長を反映しているということです。
フアン氏は講演の約1時間後に、昨年エヌビディアが2026年までにブラックウェルと新しいルービンチップに対する約5000億ドル(約77兆5000億円)の需要を見込んでいたと述べました。「5000億ドルは非常に大きな収益額です」と彼は語り、「今、私はここに立って、2027年までに少なくとも1兆ドルに達すると見込んでいます」としています。
2024年に初めて発表されたルービンコンピューティングチップアーキテクチャは、AIハードウェアの最先端とされ、ブラックウェルの前モデルを上回る性能を持つとフアン氏は説明しました。同社は1月にルービンの生産を正式に開始した際、モデル訓練タスクでブラックウェルアーキテクチャの3.5倍、推論タスクで5倍の速度を達成し、最大50ペタフロップスに達するとしています。
エヌビディアは、年後半に生産を拡大する方針です。
