中国の通信機器大手オッポ(OPPO)は、最新の折りたたみ式スマートフォン「Find N6」を展開していると発表しました。専門家などからは市場で最高水準の性能を持つと高く評価されている一方で、グローバル市場での販売が限定的となっており、消費者が入手しにくい状況が続いているということです。
オッポが展開する「Find N6」は、前モデルの性能をさらに向上させた最新機種です。折りたたみ式スマートフォンの長年の課題であった画面の中央にできる折り目について、新しいヒンジ(蝶番)技術を採用することで大幅に軽減しました。オッポは、およそ60万回の折りたたみにも耐えられる耐久性があるとしています。
また、ヒンジ部分の改良により防塵性能も向上しており、日常の使用において内部の画面にほこりが侵入しにくくなっているということです。
本体の設計面では、閉じた状態の厚さが約8.9ミリ、重さは225グラムと、他社の競合製品と比較しても薄型かつ軽量に作られています。内部には最新の高性能半導体「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を搭載し、最大1テラバイトの記憶容量を備えるなど、高い処理能力を実現しています。
さらに、6000ミリアンペアの大容量バッテリーを内蔵しており、長時間の使用でも十分な電力を維持できるほか、発熱を抑える冷却管理も優れているとしています。カメラ機能においては、2億画素のメインカメラに加え、5000万画素の超広角レンズと3倍望遠レンズを搭載し、高精細な写真撮影が可能となっています。
ソフトウェア面では、複数のアプリを画面の枠を超えて配置できる独自のマルチタスク機能を採用し、操作性を高めています。
一方で、オッポは同モデルの販売地域を限定する方針をとっています。欧米などの主要市場での展開が見送られているほか、傘下のブランドである「ワンプラス(OnePlus)」からの派生モデルの発売も中止されたとみられています。
最新技術を詰め込んだ高い完成度を誇りながらも、広く一般の消費者が購入できない現状について、市場関係者からは惜しむ声が上がっています。今後のオッポのグローバル販売戦略の動向が注目されます。
