中国の通信機器メーカー、OPPOは、カメラ性能に特化した最新スマートフォン「Find X9 Ultra」をグローバル市場向けに展開すると発表しました。IT専門家からは、従来のデジタルカメラに匹敵する高い撮影性能を備えているとして、注目を集めているということです。
近年、スマートフォンのカメラ性能は全体的に向上していますが、専門家の間では、中国メーカーの技術が世界の多くの市場をリードしていると指摘されています。OPPOが今年、グローバル市場向けに投入する「Find X9 Ultra」は、カメラ機能に重点を置いた最上位機種として位置づけられています。
基本性能として、最新の高性能半導体「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を搭載しているほか、7,050mAhの大容量バッテリーや6.82インチの大型画面を備えています。メモリーは12ギガバイトから16ギガバイト、記憶容量は512ギガバイトから1テラバイトまで選択可能だということです。
最大の特徴は、老舗カメラメーカーのハッセルブラッドと共同開発した独自のカメラシステムです。背面には、2億画素のメインカメラと2億画素の3倍望遠カメラ、さらに5,000万画素の10倍望遠カメラと5,000万画素の超広角カメラが搭載されています。
実際に端末を試用したアメリカのIT専門メディアの記者は、これまでのスマートフォン特有の平坦な画像処理とは異なり、被写界深度や細部の表現が従来のデジタルカメラに極めて近いと評価しています。特に3倍望遠レンズを使用した際の立体感や、動きのある被写体を撮影した後の高度な画像処理技術が注目されています。一方で、10倍以上のズーム撮影においては、画像処理に改善の余地があるとも指摘しています。
この記者はこれまで、カメラ性能の安定性からアメリカ・グーグルの「Pixel 10」を愛用していましたが、今回の試用を経て「Find X9 Ultra」に乗り換える意向を示したということです。
同端末のソフトウェア面については、カメラの起動方法や通知機能の操作性などに一部課題が残るとされています。しかし、それを補って余りあるカメラ体験が提供されているとしています。
OPPOは今後、この最新機種をアメリカを除くより多くのグローバル市場で展開していく方針です。