中国のスマートフォンメーカー「オナー(Honor)」は、ジンバル機構と高性能カメラを内蔵した新型スマートフォンを中国市場向けに展開し、需要が想定を大きく上回り品薄状態になっているということです。
この端末は「Robot Phone(ロボットフォン)」と呼ばれ、主に動画配信者などのクリエイター向けに開発されました。背面のカメラ部分には2億画素のメインカメラが搭載されています。専用のアプリを操作すると、カメラが端末の背面から物理的にせり出す仕組みになっています。また、5000万画素の超広角カメラと2億画素のペリスコープカメラも備えています。
せり出したカメラは、利用者の操作によって上下左右に動かすことができるほか、180度回転させて自撮りに使用することも可能です。同社はAI(人工知能)技術の開発に注力しており、この端末にもAIによる被写体の自動追跡機能や、高度な手ぶれ補正機能が搭載されています。さらに、独自の基本ソフト「MagicOS」に組み込まれたAIアシスタント「YOYO」を通じて、周囲の情報を自動で収集する機能も備えているということです。
価格は、記憶容量が512ギガバイトのモデルで9999人民元、日本円で約23万2500円(約1500ドル)に設定されています。また、1テラバイトの最上位モデルは約31万円(約2000ドル)となっています。
同社によりますと、この端末は中国市場限定での販売となっており、世界展開の予定はないということです。当初の販売目標を発売直後に達成したため、現在は需要に対して供給が追いついていないとしています。
