オペラは、iOS向けブラウザ「Opera One」の新バージョンを発表しました。今回のアップデートでは、タブの表示や検索、管理機能が強化され、多くの改善が行われたということです。
多くのiOSユーザーは、使用後すぐにタブを閉じる人と、タブを決して閉じない人の2つのカテゴリーに分かれるとされています。今回のアップデートは、特に後者のユーザーにとって魅力的なものとなるようです。
オペラの公式ブログによれば、今回のアップデートにより、「Opera One」はSafariやChromeを上回るタブ管理が可能になったとしています。新バージョンでは、デスクトップスタイルのタブ整理をモバイルに導入することを目指し、タブ管理システムが完全に再設計されました。
また、新しいバージョンでは、メニューのカスタマイズが可能になり、ユーザーの好みに応じてオプションを隠したり再配置したりできるようになりました。さらに、無料のAIコンパニオン「Aria」が下部バーに配置されるようになりました。
なお、「Aria」は、数か月前に発表されたエージェントブラウザ「Neon」を駆動するエージェントAIとは異なるとされています。オペラによると、「Aria」はユーザーのクエリに最適なLLMを選択するものの、エージェント機能は持っていないということです。
