ノルウェーのソフトウェア企業「オペラ」は、ウェブブラウザーと外部の人工知能(AI)ツールを連携させる新機能「ブラウザー・コネクター」を、同社の主要ブラウザーである「Opera One」と「Opera GX」にも拡大して提供を開始したと発表しました。
オペラは数週間前、有料のブラウザー「Opera Neon」向けに、AIモデルと外部システムを接続するオープン規格「MCP(モデル・コンテキスト・プロトコル)」への対応を発表していました。今回の機能拡大により、有料版のユーザー以外もこの連携機能を利用できるようになるということです。
この機能を利用することで、ユーザーは「ChatGPT」や「Claude」などの外部AIツールを、現在閲覧中のブラウザーに直接接続することができます。AIは開いているタブやページの内容を読み取ったり、スクリーンショットを撮影して画像やグラフを分析したりすることが可能になるとしています。これにより、ユーザーがAIに手動で前提条件を入力する手間が省けるということです。
オペラの製品担当シニアディレクターであるモハメド・サラー氏は、今回の機能提供について「特定の企業のシステムに縛られることなく、ユーザーが自身のニーズに合わせて最適なツールを自由に組み合わせることができるようにする」と述べています。同社は、ユーザーの選択肢を尊重し、利便性を高める方針を改めて強調しています。
新機能は現在、初期テスト版として提供されています。設定画面の「AIサービス」から「ブラウザー・コネクター」をインストールし、好みのAIモデルと接続することで利用できるということです。
