ウェブサイト作成ソフト「ワードプレス」の親会社であるアメリカのIT企業「オートマティック」は、取締役会による解任の動きを受けて一時的に職を離れていたマット・マレンウェッグ氏が、最高経営責任者(CEO)として復帰したと発表しました。
アメリカのIT専門メディアによりますと、オートマティック社の広報担当者は現地時間の週末、メールでの取材に対し、「マレンウェッグ氏は取締役会の全面的な支持を得て、引き続き会長兼CEOを務めている」と明らかにしました。
これに先立ち、同社の取締役会は今週、理由を明らかにしないままマレンウェッグ氏を有給休暇扱いとする決定を下していました。会社側は当初、最高財務責任者(CFO)のマーク・デイビーズ氏が暫定CEOに就任すると説明していました。
しかし、この決定に対してマレンウェッグ氏が強く反発しました。関係者によりますと、同氏は社内の連絡ツール上で、取締役会が自身に対する「陰謀を企てている」と非難したということです。さらに、他の管理者をシステムから締め出し、自身が再び会社の実権を握ったと従業員に伝えていました。
マレンウェッグ氏は自身のSNSアカウントで、今回のような経営陣による「クーデター」に直面したのは5回目だと述べています。
一方、同社の設立時のCEOで、現在は別のSNSサービスのトップを務めるトニー・シュナイダー取締役が辞任したという情報も出ています。これについて会社側はコメントを控えており、取締役会の構成は現在も流動的な状況が続いているとみられています。
