アメリカのIT企業「オープンAI」は、対話型AI「チャットGPT」とアップルのメッセージアプリを連携させる新たな機能の提供を開始したと発表しました。これにより、利用者はチャットGPTを通じてメッセージの作成や送信を自動で行うことができるようになるということです。
オープンAIによりますと、この新機能を活用することで、利用者はチャットGPT上で直接メッセージの整理や分析、編集を行うことが可能になります。また、プログラミング支援ツールの「コーデックス(Codex)」やビジネス向けの「チャットGPTワーク(ChatGPT Work)」とも連携しており、個人的なやり取りだけでなく、業務での活用も想定しているとしています。
新たに公開された紹介動画では、前日に受信したメッセージの内容に基づき、AIに返信の文面を提案させる様子が示されています。さらに、過去のメッセージ履歴から特定の情報を検索したり、不要なメッセージを削除したりできるほか、利用者に代わって文章を作成し、そのまま送信することもできるということです。
一方で、AIによるデータ処理をめぐっては、プライバシーへの懸念も指摘されています。オープンAIはアメリカのメディアに対し、「この機能は利用者の端末上で処理され、すべてのメッセージの目録(インデックス)を作成することはない」と説明しています。しかし、具体的な仕組みについては不明な点も残されているということです。
メッセージの送信機能について、オープンAIは利用者に対し、AIの動作を常に確認するよう注意を呼びかけています。自動送信を常に許可する設定にした場合、「送信前に内容を見直す機会が失われる」と警告しており、利用にあたっては利用者の責任において慎重な対応を求める方針です。
