アメリカのIT大手「オープンAI」は、企業向けサービス「ChatGPT Work」および「Codex」の管理者向けに、対話形式で管理業務を行える新たな拡張機能「Admin(管理者)プラグイン」を提供開始したと発表しました。
このプラグインは、ワークスペースの管理者がユーザーや権限の管理、利用状況の分析、報告書の作成などをチャット画面から直接行えるようにするものです。アカウントに付与された権限の範囲内で動作し、設定の更新や活動データに基づくレポート生成など、管理者の日常的な業務を効率的に実行できるということです。
オープンAIの担当者が公開したデモンストレーションでは、月例のAI導入状況の確認に向けた活用例が示されました。過去30日間のチームごとの利用状況やクレジット消費量の変化についてAIに質問し、変化が顕著な部分を強調したグラフを作成させる様子が公開されています。
さらに、利用傾向の分析や詳細な内訳の確認、ユーザーからの利用申請の承認なども対話を通じて行われました。最終的には、AIにプレゼンテーション用の資料を作成させ、社内チャットツール「Slack」で共有するといった一連の作業が実演されたということです。
オープンAIは、この新機能によって定型的な管理業務の自動化や、既存の管理システムを活用した業務の拡大、社内のIT部門の運用支援が可能になるとしています。企業のIT管理における負担軽減と、AI導入の効率化を推進する方針です。
新たな管理者向けプラグインは、すでに「ChatGPT Work」のプラグインディレクトリから利用可能になっているということです。
