techcrunch
2026年4月16日
7分で読めます

Canvaが新たなAIアシスタントを発表 文章の指示で自動デザイン作成へ

デザインツールを手がけるCanvaは、文章の指示に基づいてAIが自動でツールを呼び出し、デザインを作成する新機能を発表しました。外部サービスとの連携も強化し、業務の効率化を図る方針です。

NihonTechHub

NihonTechHub

技術系ジャーナリスト
キャンバ-人工知能-アシスタント-自動デザイン-発表

オンラインデザインツールを手がけるオーストラリアのIT企業「Canva(キャンバ)」は、文章で指示するだけで、AI=人工知能が自動的に複数のツールを組み合わせてデザインを作成する新たなAIアシスタント機能を発表しました。

Canvaが発表した最新のAIアシスタントは、利用者が作成したいデザインの内容を文章で入力すると、AIが自動で必要なツールを呼び出し、複数のデザイン案を提示する仕組みです。作成されたデザインはレイヤー構造になっており、利用者が後から細かく修正できるということです。

同社はこれまで、画像生成やウェブサイト作成などの機能を追加し、AIを業務の中心に据える戦略を進めてきました。

デザインツール市場をめぐっては、アメリカの「Adobe(アドビ)」が自社のアプリを横断して作業を行うAIアシスタントを発表したほか、「Figma(フィグマ)」も先月、プラットフォーム内にAIエージェントの機能を組み込むなど、各社が同様の開発を急いでいます。

Canvaの共同創業者でCOO=最高執行責任者を務めるクリフ・オブレヒト氏は、「多くの中小企業がCanva上で業務を完結させている」と指摘しました。さらに、AnthropicやGoogle、OpenAIのAIモデルとも連携していることに触れ、「最終的な編集や共同作業、公開の段階において、Canvaの強みが発揮される」としています。

オブレヒト氏によりますと、同社の収益の多くは個人や小規模なチームによるものですが、企業向けの事業も前年比で100%の成長を見せているということです。調査会社ピッチブックによりますと、Canvaの企業評価額は直近で420億ドル(約6兆5100億円)に上り、来年には株式を上場する方針だとしています。

今回の機能更新では、SlackやGmail、Googleドライブ、カレンダー、Zoomといった外部サービスとの連携機能も追加されました。これにより、AIがメールや会議のデータなどを読み取り、業務の背景を理解したうえで作業を行うことが可能になります。また、インターネット上を検索して情報収集を行う機能も搭載されるということです。

さらに、定期的な作業をAIに設定し、自動で下書きを作成させるスケジュール機能も追加されます。

既存のAIツールについても改良が加えられ、HTMLの読み込みや、文章によるスプレッドシートの生成が可能になりました。同社によりますと、自社開発のAIモデルの効率化も進んでおり、画像生成モデルは処理速度が5倍に向上し、コストは30分の1に抑えられたとしています。また、画像から動画を生成するモデルも処理速度が7倍になり、コストは17分の1になったということです。

この新たな「Canva AI 2.0」は、今週から試験的なプレビュー版として公開され、数週間以内にすべての利用者に提供される予定です。

NihonTechHub

NihonTechHub

日本の最新テクノロジーやスタートアップ情報を発信するプラットフォームです。国内外のイノベーションをつなぎ、未来を切り開くための知識とインスピレーションを提供します。

NihonTechHub ソフトウェア

私たちが開発した便利なツールとソフトウェア

Google Drive ダウンローダー

閲覧専用ファイルの簡単ダウンロード

Google DriveのView-only(閲覧専用)ファイルを簡単にダウンロードできるツールです。PDF、Docxファイルに対応しています。

PDF
対応済み
Docx
対応済み

この機能はNihonTechHubアプリでもご利用いただけます(Android・iOS対応)

無料で利用可能

アプリをダウンロード

外出先でも最新のテクノロジーニュースをチェック!リアルタイム通知とパーソナライズされたニュースフィードを受け取るにはアプリをダウンロードしてください。

リアルタイム更新
プッシュ通知
カスタマイズ可能
NihonTechHub
無料
Canvaが新たなAIアシスタントを発表 文章の指示で自動デザイン作成へ