AIライティング支援ツール「グラマリー」は、「スーパーヒューマン」という新たな名称で追加機能を提供すると発表しました。既存の加入者には、来年2月まで追加料金なしで新機能が提供されるということです。
グラマリーは、ウェブブラウザ用のプラグインで、スペルチェックや文法エラーの指摘、文章の流れを改善する提案を行います。昨年、グラマリーはコラボレーションワークスペースアプリ「コーダ」を買収し、AIを活用した「スーパーヒューマンメール」がパッケージの一部となりました。さらに新しいAIアシスタント「スーパーヒューマンGo」も追加されます。
「スーパーヒューマンGo」は、ブラウザ内で動作するAIエージェントで、100以上のアプリと連携し、ユーザーの活動に応じた有用な提案を行うということです。例えば、Googleカレンダーの空き時間を基に会議をスケジュールしたり、データベースの情報を基にプレゼンの詳細を整えたりすることが可能です。
「スーパーヒューマンGo」は、グラマリーと非常に似たサイドバーフォーマットのユーザーインターフェースを持っています。グラマリーブランドは今後も存続し、「スーパーヒューマン」の一部として提供される方針です。
スーパーヒューマンの最高製品責任者であるノアム・ロビンスキー氏は、「グラマリーブランドは無くならない」と述べています。現在グラマリープロの加入者は、当面の間、追加料金なしで新機能を利用できるということです。
「スーパーヒューマンGo」は2026年2月1日まで追加料金なしで提供される予定ですが、それ以降の正確な価格設定についてはまだ確認されていません。
