グーグルは、AndroidのデフォルトQRコードスキャナーのデザインを一新したと発表しました。これは、今年5月に発表されていたもので、Google Playサービスのバージョン25.26.35で広く展開されています。
新しいデザインでは、クイック設定タイルやロック画面のショートカットから起動すると、丸みを帯びた四角形が組み合わさるアニメーションが表示されるということです。主な視覚的な変更点としては、すべてのボタンが画面下部のピル型に統合された点があります。
以前は、フラッシュのオン/オフが画面右上にありましたが、フィードバックとともに配置されていました。「写真からスキャン」は単独で配置されていません。また、閉じる「×」も削除されています。「QRコードをスキャン」は、ビューを妨げないよう画面上部に小さく表示されるようになりました。
機能の更新に関しては、QRコードが認識された後、グーグルは標準フォーマットで表示し、Material Youの形状が用いられています。URLを表示する下部シートは、さらに多くのアクションが追加され、「開く」以外に「テキストをコピー」と「共有」が便利に利用できるようになりました。
この新デザインは、Google Playサービスのバージョン25.26.35で広く展開されており、まだ表示されない場合は、デバイスを再起動するよう案内しています。グーグルは今年5月に、この更新が来ることを予告しており、「QRコードスキャナーのユーザーインターフェースを更新して、全体的なユーザーエクスペリエンスを向上させました」としています。