グーグルは、2024年のアメリカ政府関係および公共政策チームによる資金支援リストから、50以上のDEI(多様性、公平性、包括性)団体の名前を除外したと発表しました。このリストには、ラティーノ・リーダーシップ・アライアンスやイリノイ州ACLUなどが含まれていました。
グーグルの広報担当者は、「この報告は当社の公共政策への貢献を誤って伝えています。私たちは、革新を促進する政策を提唱する多様な政治スペクトルの団体に貢献しており、貢献先は年ごとに最も影響を与える場所に応じて変わる」と述べています。
この変更の発見は、トランプ政権がDEIを公然と支持する企業を標的にすると発表した後に行われました。CNBCは、グーグルがこれらの団体を秘密裏に支援しているかどうかは不明であると指摘しています。昨年、グーグルは多様性採用目標を持たない方針を示し、助成金ウェブサイトから「代表されていない」グループに関する言及を削除し、責任あるAIページから「多様性」と「公平性」の言及も削除しました。また、今年の10-K報告書からもDEIに関する言及を削除しました。
報告書によると、資金支援リストから除外された団体は、「人種」や「女性」といった言葉を使用したミッションステートメントを持っていました。これらの言葉は、トランプ政権が連邦機関に使用を控えるよう指示したものです。