グーグルの親会社アルファベットは、2026年第1四半期の決算を発表しました。あわせて、サンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)が、来月開催予定の年次開発者向けイベント「Google I/O 2026」の内容を初めて予告したと発表しました。
I/Oはグーグルにとって年間最大規模のイベントです。2026年版の開催まで3週間を切った中、ピチャイCEOは「I/Oでは検索に関する新たな発表を共有できることを楽しみにしている」と述べています。昨年の同イベントでは「AIモード」が発表されました。今年については、「パーソナル・インテリジェンス」機能、AIを活用した予約サービス、そして「Search Live」のグローバル展開などが主な発表として挙げられています。
AI基盤モデルの分野では、グーグルが開発する「Gemini」について、ピチャイCEOは「知性、エージェント機能、エージェント型コーディングを含む、基盤モデルの次なる領域の開拓に注力している」としています。
また、グーグルは独自開発のAI専用半導体「TPU(テンソル処理ユニット)」を、近く「特定の顧客グループ」に対して外部販売する方針を明らかにしました。対象は、AIラボや資本市場関連企業、高性能コンピューティング用途を持つ企業などで、需要が高まっているということです。
サブスクリプション事業も大きな成長分野となっています。2026年第1四半期は、「Geminiアプリの普及を主な要因として、コンシューマー向けAIプランで過去最高の四半期を記録した」としています。
さらに、2018年6月のサービス開始以来、「YouTube MusicおよびYouTube Premium」において、無料トライアルを除く有料加入者数の四半期増加数が過去最大となったということです。
これらを合わせ、グーグル全体の有料サブスクリプション数は現在3億5,000万件に達しており、前四半期から2,500万件増加したと発表しました。
