グーグルは、Material 3 Expressiveのメニューを最新のデザイン言語に合わせて再設計すると発表しました。今月はメニューがその対象となります。
Material 3 Expressiveでは、「新しい形状、色のスタイル、選択状態、洗練されたサブメニューの動き」を備えた「縦型メニュー」を導入しています。
従来の「ベースラインメニュー」と比較すると、角が丸くなり、区切り線や現在の選択がコンテナの全幅を占めなくなったということです。
また、グーグルは「区切り線あり」に加えて「ギャップあり」オプションを導入しました。これにより、「アンドロイド上でより柔軟なレイアウト」が可能となり、明確な区別ができるようになります。これらのメニューは「類似のアクションをまとめる」ために使用でき、「区切り線よりも表現力があり、項目間の関係を明確にする」としています。
色のスタイルに関しては、「標準」よりも「鮮やか」なメニューが大きく目立ちますが、グーグルは「控えめに使用することを推奨」しています。
メニューは新しいスプリットボタンとよく調和し、ME3の形状変化を利用して「フォーカスされたサブメニューの角をより丸くし、フォーカスされていないサブメニューを少し角ばらせる」ことができます。これにより、「メニューのインタラクションに動的な品質が追加される」としています。
2025年のI/Oにおいて、グーグルは新たに5つの表現力豊かなコンポーネント、すなわちボタングループ、FABメニュー、読み込みインジケーター、スプリットボタン、ツールバーを紹介しました。また、既存のコンポーネントも更新されました。更新されたコンポーネントには、ボタン、拡張FAB、FAB、アイコンボタン、進捗インジケーター、ナビゲーションバー、ナビゲーションレール、アプリアー、メニュー、スライダー、ツールバーが含まれます。
