グーグルは、Pixel 10シリーズにおいて、UFS 4.0ストレージを採用し、処理速度の向上を図ると発表しました。これにより、同シリーズの全体的なパフォーマンスが向上するということです。
これまでグーグルは、2021年のPixel 6シリーズ以降、UFS 3.1ストレージを使用してきましたが、競合他社はすでにUFS 4.0へ移行していました。UFS 4.0は、読み書き速度が大幅に向上しており、読み取り速度は4,200 MB/s、書き込み速度は2,800 MB/sに達します。これにより、より効率的な電力消費が可能になるということです。
Pixel 10シリーズでは、Tensor G5チップと組み合わせることで、より高速でスムーズなAndroid体験が期待されます。さらに、Pixel 10 Proシリーズ(XLおよびFoldを含む)の512GB以上のモデルでは、「ゾーンUFS」が導入される予定です。この技術の詳細については、今後の発表を待つ必要があります。
エンドユーザーにとって、UFS 4.0ストレージへのアップグレードは、全体的なスマートフォンの速度向上につながるとされています。日常的な操作の多くが、ストレージからの読み取りや書き込みを必要とするため、これらの速度が倍増することで、パフォーマンスが向上するということです。