アメリカのIT大手グーグルは、スマートフォンなどの基本ソフト「アンドロイド(Android)」向けアプリの開発に適したAI=人工知能のモデルを評価するランキング「Android Bench」を更新し、オープンAIの最新モデルがグーグルの「Gemini」と並んで首位になったと発表しました。
このランキングは、アプリ開発における最適なAIモデルを測定する指標として、ことし3月に初めて公開されたものです。評価の基準として、画面の設計やデータの保存、複雑なプログラムの処理といった、アプリ開発に必要なさまざまな技術にAIがどのように対応できるかを分析しているということです。
今回の更新では、オープンAIの「GPT 5.4」と「GPT 5.3 Codex」の2つの新たなモデルが追加され、いずれも上位にランクインしました。
ランキングのほかの項目については、2月下旬に行われた初回のテスト結果から変更されていません。オープンAIの最新モデルは、今回の結果発表に先立ち、3月中旬にテストが行われたということです。
一方で、こうした評価テストの結果は絶対的なものではなく、実際の開発環境とは違いが生じることも多いとされています。開発の手順や重視する価値観など、さまざまな要因によって、開発者ごとに適したAIモデルは異なるとしています。
グーグルは、この評価結果を公開するねらいについて、開発者の生産性を向上させ、最終的にアンドロイドの市場全体でより高品質なアプリを提供できるようにするためだとしています。
