アメリカのIT大手グーグルは、車載システム「Android Auto(アンドロイド・オート)」向けのゲーム配信について、これまでの試験的な提供(ベータ版)を終了し、一般のソフトウェア開発者向けに広く開放したと発表しました。
Android Autoや、車両内蔵型の「Android Automotive(アンドロイド・オートモーティブ)」向けのゲーム機能は、昨年から提供が始まっています。電気自動車(EV)の充電中や、車内で待機している時間など、車が停止している状態でのエンターテインメントとして活用されています。現在、およそ30種類のゲームが利用可能ですが、今回の措置により、今後さらにタイトルが増加する見通しです。
グーグルによりますと、今週からゲーム機能のサポートが正式版に移行したということです。これにより、開発者はグーグルの個別の承認を得ることなく、アプリ配信サービス「Google Play」を通じて、自社のゲームを車載ディスプレイ向けに提供できるようになります。
同社は、「充電ステーションでの待機中など、ドライバーの自然な空き時間にゲームを提供できるようになる」としています。停車中の車内空間をエンターテインメントの場として活用する戦略を推し進める方針です。
車載向けにゲームを提供する際、開発者はAndroid AutoおよびAndroid Automotive OSへの対応をそれぞれシステム上で宣言する必要があります。また、さまざまなサイズのディスプレイに適応させるほか、安全上の理由から、車が「駐車状態」にあることを認識する機能を持たせなければならないということです。ゲームは車が駐車されている場合にのみプレイ可能としています。
さらに、これらのシステムではゲームコントローラーの接続にも対応しているということです。
