グーグルとウォルマートは、AIを活用したショッピング推奨サービスを提供するために提携し、まず米国での展開を開始すると発表しました。将来的には国際展開も視野に入れているということです。
この提携により、ウォルマートおよびサムズクラブの商品やショッピング体験が、ジェミニのユーザーに提供されることになります。ジェミニは、ユーザーにとって「関連性がある」場合に、店頭およびオンライン商品の推奨を行う方針です。ウォルマートの発表によれば、キャンプ用品の購入アドバイスを求められた際に具体的な商品を提案する例が挙げられています。また、ユーザーはウォルマートやサムズクラブの過去の注文履歴に基づく推奨を受けるために、アカウントを連携することも可能です。
この取り組みは、ウォルマートがショッピングにおける検索の役割を小さくする方向へシフトするものであり、グーグルによる新たなツールの開発ではないということです。実際、今回の体験はウォルマートが開発を担当し、ユニバーサル・コマース・プロトコル(UCP)を用いて構築されたとしています。このプロトコルは、今週末にShopify、Etsy、Wayfairなどのパートナーとともに発表されました。
ウォルマートは、グーグルにとって最も大きなパートナーの一つであり、規模で競うことができるのはアマゾンくらいです。しかし、アマゾンはAIアシスタントに注力しているため、UCPやジェミニの一部になることはないとされています。ウォルマートはまた、OpenAIとの類似した提携も発表しており、AIチャットボットの分野で各社がeコマースへの展開を進めているということです。