アメリカのIT大手グーグルは、水曜日に開かれた新型スマートフォン「Pixel 11」の発表に合わせて、Android端末間でデータを迅速に共有できる機能「クイック共有(Quick Share)」を改良し、端末同士を近づけるだけでデータの送受信ができる新たな機能を追加したと発表しました。
この新機能により、利用者は連絡先や写真、動画などのデータを、端末をかざすだけで簡単に送信できるようになるということです。
新しい「クイック共有」では、対応するAndroid端末同士を近づけることで、「瞬時に双方向のやり取り」が可能になるとしています。また、スマートフォンの共有画面から写真や動画を選択し、端末同士を軽く触れ合わせることでデータの交換ができるということです。
この機能追加は、競合するアップルが基本ソフト「iOS 17」で導入した、端末を近づけて連絡先などを共有できる機能「NameDrop」に追随するものです。グーグルとしては、自社の「Pixel」シリーズの利便性をiPhoneと同等の水準に引き上げ、スマートフォン市場での競争力をさらに高めるねらいがあるものとみられます。
改良された「クイック共有」は、水曜日から「Pixel 6」以降の端末を対象に順次提供が開始されています。さらに、近く韓国サムスン電子の「Galaxy Z Fold8 Ultra」や「Fold8」、「Flip8」などにも対応する予定だということです。グーグルは、年末までにさらに多くの端末で同機能を利用できるようにする方針を示しています。
