IT大手のグーグルは、デスクトップ版のウェブブラウザ「Chrome(クローム)」において、タブを縦に表示する機能と、全画面で記事に集中できる「没入型リーディングモード」という2つの主要なアップデートの提供を開始したと発表しました。
新たに導入される縦型タブは、Chromeの提供開始以来採用されてきた画面上部の横型タブに代わる機能です。開いているタブのリストが画面の左側に表示されるようになります。グーグルによりますと、開いているタブの数が2桁に達した場合でも、ウェブページのタイトル全体を読むことができるということです。また、タブをグループ化して整理する作業も容易になるとしています。
さらに、縦型タブの幅を最小化し、ウェブサイトのアイコン(ファビコン)のみを1列に表示させることも可能です。同社は、このレイアウトについて「複数の作業を同時に行うマルチタスクに最適であり、タブを見失うのを防ぐことで利用者の時間節約につながる」としています。この機能を利用するには、Chromeのウィンドウ上部を右クリックし、「タブを縦に表示」を選択するということです。従来の横型表示との切り替えも簡単に行えるとしています。
一方、新たに追加された「没入型リーディングモード」では、従来のサイドパネルでの表示ではなく、全画面でのインターフェースが提供されます。これにより、視覚的な妨げとなる要素が取り除かれ、情報量の多いウェブページでもテキストに集中できる読書体験に変わるということです。
利用する際は、任意のページを右クリックして「リーディングモードで開く」を選択するか、アドレスバーの「リーディングモード」をタップします。画面の右上からは、テキストの音声読み上げ機能を開始したり、表示方法をカスタマイズしたりできるということです。
グーグルは、これらの新機能について本日から順次提供を開始する方針です。
