グーグルは、Androidデバイスのバックグラウンドアプリを更新するための新しい「システムサービス」ページを導入したと発表しました。これにより、ユーザーはこれらのサービスを一元的に管理できるようになるということです。
グーグルプレイサービスのほかにも、Androidの動作を支える多くのファーストパーティアプリケーションが存在します。これらのアプリは、主にホーム画面やランチャーのアイコンを持たず、インターフェースも欠如しており、プレイストアの主要な更新リストには表示されません。
グーグルはこれらのサービスを確認し、更新するための集中管理場所を提供する方針です。
ほとんどのAndroidデバイスでは、設定アプリを開き、「Google」を選択し、「すべてのサービス」タブに切り替え、「プライバシーとセキュリティ」をスクロールして「システムサービス」にアクセスできます。Pixelデバイスでは、設定内の自分の名前とプロフィール画像が表示されたトップカードをタップすることで始めることができます。
グーグルは、これらのサービスを「最新」と「利用可能な更新」として一覧表示しています。これらのサービスは自動的にバックグラウンドで更新されますが、このページを利用することで即座に更新することも可能です。ただし、バージョン番号は表示されないため、アプリ情報ページを訪れる必要があるということです。この点については、グーグルが改善を図る方針です。必要に応じて「更新を削除」することもできます。
アプリ情報については、そのページの下部にある「アプリ詳細」をタップすると、プレイストアではなくシステムサービスに移動するようになっています。
また、このページには「システムサービスベータ版に参加する」というリンクも目立つ形で設置されています。これには、グーグルプレイサービスやこのページで言及されているその他のサービスが含まれています。