アメリカのIT大手グーグルは、AI=人工知能を活用したサービス「Gemini Notebook(ジェミニ・ノートブック)」について、9月2日から計算処理の負荷に基づいた利用制限の仕組みに移行すると発表しました。
この変更は、今年5月に先行して導入された「Gemini」アプリに続く措置となります。これまでは1日あたりの機能利用回数に上限が設けられていましたが、新たな仕組みでは、5時間ごとに制限がリセットされるということです。
グーグルによりますと、新たな利用上限は、入力する指示(プロンプト)の複雑さやチャットの長さ、参照元の数、利用する機能などを考慮して算出されるとしています。利用状況はチャット画面の下部に表示され、ユーザー自身で把握できるようになるということです。
また、生成機能の画面下部には、AIの処理にかかる負荷の予測を示すインジケーターが表示されます。バーが満たされているほど、処理の負荷が高くなることを意味するということです。
さらに、ユーザーが選択した処理が利用上限を超える場合には、代替の出力方法が提案されるとしています。動画の概要作成やスライド資料の生成など、負荷の高い処理については「後で生成する」機能が新たに追加される方針です。これにより、制限がリセットされたあとに自動で処理が行われるようになり、まずはウェブ版から提供が開始されるということです。
この新たな計算処理に基づく利用制限は、9月2日からウェブ版およびモバイル版の一般ユーザー向けアカウントを対象に順次導入される予定です。
