アメリカのIT大手グーグルは、スマートスピーカーなどに搭載する対話型AI「Gemini(ジェミニ)」の提供地域を、新たに16か国に拡大すると発表しました。
グーグルは、従来の音声アシスタント「Google アシスタント」に代わる新たな機能として、家庭向けAI「Gemini for Home」の開発を進めています。これまではアメリカやカナダ、メキシコにおいて、早期提供プログラム(アーリーアクセス)として試験的に導入されてきました。
今回の発表により、対象となる地域が新たに16か国追加され、対応する言語も7言語増えるということです。利用を希望するユーザーは、スマートフォンの「Google Home」アプリから手動で設定を行う必要があります。
グーグルはここ数週間で、AIの応答速度の向上や文脈の理解度を高めるなど、より自然な会話ができるようシステムの大幅な改善を進めてきたとしています。さらに、家庭用防犯カメラ「Nest Cam」の映像を基に、AIがリアルタイムで質問に答える新たな機能も追加されたということです。
グーグルのスマートホーム部門の責任者によりますと、新たな地域への提供は本日から順次開始され、1週間ほどで対象となるすべてのユーザーが利用できるようになる方針です。同社は、家庭向けAIの利便性を高めることで、次世代のスマートホーム市場における自社の競争力をさらに強化するねらいがあるとみられます。
