アメリカのIT大手グーグルは、スマートホームアプリ「Google Home」に搭載されている生成AI「Gemini」の音声機能について、新たなアップデートの提供を開始したと発表しました。音楽の再生やメモの管理、保護者による制限機能などが改善されたということです。
グーグルが公開した更新履歴によりますと、今回のアップデートでは、音声アシスタントを通じたプレイリストの選択機能が大幅に改善されました。利用者がプレイリストの名前を正確に発音しなかった場合でも、AIが意図をくみ取り、適切な音楽を再生しやすくなったとしています。また、アーティスト名の誤認識など、音楽再生に関する問題も修正されたということです。
さらに、メモやリストの管理機能も強化されました。既存のリストの管理が可能になったほか、より複雑な音声コマンドにも対応するとしています。これにより、利用者は特定の定型文を使ったり、複数回に分けて指示を出したりすることなく、より自然な言葉で操作できるようになるということです。
また、文脈や利用者の話すペースを分析することで、音声アシスタント全体の理解力が向上したとしています。日付や時間に関する簡単な質問に対しても、より迅速に応答する方針です。
今回のアップデートでは、保護者による制限機能(ペアレンタルコントロール)も追加されました。「Google Home」アプリの機能を活用することで、保護者は管理対象のアカウントやゲストに対し、コンテンツの制限や利用時間の上限設定、利用を休止する時間帯の指定などができるということです。
グーグルは、生成AI「Gemini」を自社のさまざまなサービスに統合し、利用者の利便性を高める戦略を進めており、今回のアップデートもその一環とみられます。これらの新機能や不具合の修正は、「Google Home」アプリを通じて順次提供が開始されているということです。
