アメリカのIT大手グーグルは、テレビ向け端末「Google TV Streamer」の販売価格を50ドル(約7800円)引き上げ、149.99ドル(約2万3200円)に変更したと発表しました。
この端末は2024年に99.99ドル(約1万5500円)で発売されたもので、年末の商戦期には20ドル(約3100円)の割引価格で販売されていました。今回の大幅な値上げは異例の対応だということです。新しい価格は、すでにグーグルの公式オンラインストアやアメリカの家電量販店で適用されています。一方、一部のインターネット通販サイトでは、週明けの時点では元の価格のまま販売されているということです。
今回の値上げの背景には、半導体メモリー(RAM)の価格高騰があるとみられています。同端末には4ギガバイトのメモリーと32ギガバイトの記憶容量が搭載されています。メモリー価格の上昇は、同社のスマートフォンやスマートウォッチの価格設定にもすでに影響を与えているということです。
また、スマートスピーカー「Google Home Speaker」の価格は99.99ドル(約1万5500円)に据え置かれています。これは、6月の発売時点ですでに部品価格の上昇が織り込まれていたためとみられています。一方で、家庭用防犯カメラ「Nest Cam」などの一部製品については、同様に値上げが行われたということです。
グーグルはメディアの取材に対し、「部品コストの上昇に伴い、8月31日付けでアメリカ国内における一部の防犯カメラやドアベル、および『Google TV Streamer 4K』の価格を改定した」と説明しています。そのうえで、「今後も業界最高水準のスマートホームのセキュリティー機能と、継続的な機能の更新を提供していく方針です」としています。
